「幸せになる勇気」 岸見 一郎 /著, 古賀 史健 /著
「嫌われる勇気」の続編です。
「嫌われる勇気」はビジネス書ランキングの年間2015年には1位だそうです。
今年の4月7日に「アドラー心理学入門」を書店で見つけて
考え方に納得し、お気に入りになりました。以来4冊目になります。
今回は図書館で予約して、2ヶ月待ちで昨日入りました。
6月18日「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」を同時に予約したのですが
まだ人気があって、「嫌われる勇気」は80人待ち、「幸せになる勇気」は30人待ち
そんなわけで、先に続編「幸せになる勇気」の方を読むことになりました。
先に予備知識を持っていたので、わかりやすいです。
その日のうちに読み切れました。
本日、8月13日時点で
「嫌われる勇気」は63人中33位待ち、「幸せになる勇気」は13人待ちでした。
青年と哲人の対話の形式で話が進みます。
前半は青年が教師で「叱らない、褒めない教育」について論議しているので
いつになったら「幸せ」について出てくるのかと思いましたが
前半の「自立」に絡めて、後半になって、「信頼」「愛」「幸せ」が出てきます。
■新しい気付き
★悪いあの人 かわいそうなわたし
カウンセリングの三角柱
多くの相談は「悪いあの人」を非難するか「かわいそうな私」をアピールする。
これは一時のなぐさめにしかならない
この2つには語り合うべきことが存在しないから聞き流す。明日から変わらない。
本質の解決には「これからどうするか」を語り合う
過去を語り合うより、未来を語りたい
★愛し、自立し、人生を選べ
愛とは「決断」である。
愛する勇気。幸せになる勇気
愛することによってのみ、自己中心性から開放され、自立を成しえます
他者承認でなく、自らの意思で自らを承認する=自立
すべての悩みは対人関係にある。すべての喜びもまた対人関係から生まれる。
与えよさらば与えられん
愛される人生ではなく愛する人生を選べ
愛とは「二人で成し遂げる課題」=幸福である。
「わたし」や「あなた」よりも上位の不可分な「わたしたち」の幸せを築き上げること。
人生の主語が変わる。「わたし」から「わたしたち」へ
自立とは「自己中心性からの脱却」なのです。
愛は自立です。大人になることです。
あらためて 助けを求めることを含めて「自立」と
「わたしたち」の幸せを築き上げたいと思います。
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