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北國健康生きがい支援事業 平成29年度 第1回 金城大学プログラム
男性介護者支援を考える
金城大学 看護学部 彦聖美教授
平成29年9月23日(土・祝)13:30〜15:00
北國新聞20階ホール
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---講演内容の抜粋---
・なぜ男性介護者支援?…男性介護者の健康が心配で支援スタート
上からの支援でなく併走者。弱くない力強い。
男性と女性が違うことは×でなく、特性を活かせばよい。
「頑固」「孤立」「虐待」「殺人」「介護離職」ネガティブイメージが先行。
(「マイナスイメージが先行する」というのは否定ではなく、「先にあるということですね。否定してほしかった)
男性介護者の力=強みをどうとらまえて、どう世の中にアピールしていくか?
・男性介護者の状況
全国では男性34%、独自調査では石川県12% 7100人
虐待や離職、孤立など健康や生活がいきなり破綻するリスクが極めて高い。
・男性介護者支援の取り組み
百万石介護メンズ倶楽部の紹介 …解散
金沢野郎の紹介 …実施中
男性介護者のための料理教室の紹介 介護OB参加を促す
・男性介護者の研究
夫介護者:平均79才、通院63%、要介護4・5が22%
息子介護者:平均58才、未婚64%
男性:状況把握・分析力、予想する力が高い傾向がある。
女性:やりがい感、達成感が高い傾向がある
・バリアフリー(治療・個別)からユニバーサルデザイン(予防・集団)
男性への予防的支援を充実すれば、家族全体への波及効果が期待される
介護環境の整備
・大介護時代を迎えるにあたって
備え:突然やってくる自覚
対話、決断を慌てない、経験者の話に触れる、専門家を活用する
健康の維持
情報収集:イベント参加
選択に備えて自分の考えをまとめる
情報収集力とヒューマンネットワークの構築
「選択」するための知識や情報。
能登SNS 資源の共有、有効活用
・当事者力の活用
助ける支援から維持増進する支援へ
介護者の力に注目し維持、増進する支援へ
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